2023年9月7日(木)

令和5年8月29日(火)　管内の瓦礫等を保管する屋外保管場を緊急立入を行いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
①瓦礫置場における火災
８月下旬に双葉郡内の瓦礫置場にて火災が発生しました。この瓦礫置場は主に金属等の不燃物を保管していましたが、一部に可燃物が含まれていたため消火までに３時間以上の時間を要する火災となりました。 過去に管内における瓦礫置場で発生した火災の原因は、自然発火や重機からの出火などがありました。
　

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②自然発火とは
物質が発酵等により発熱し、その熱が長時間蓄積されて酸化反応することで発火点に達し出火する現象のことをいいます。
統計上、自然発火の件数はそれほど多くはありませんが、店舗や工場以外にも、一般家庭において、天かす等の動植物油による自然発火も実際に発生しています。

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③緊急立入検査　
この火災を受けて同様な火災を未然に防止するため、双葉消防本部は管内の類似する屋外保管場の緊急立入検査を実施しました。
管内には東日本大震災の影響で、様々な屋外保管場があり、保管物に応じた指導を行っています。

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④屋外保管場内の可燃物、重機の整備
フレコンバッグ内に保管された可燃物及び草等の保管の注意点、重機の整備状況、周辺状況、消火器の維持管理や使用方法等について確認や指導を行いました。

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⑤屋外保管場内の木材
敷地内の巡回状況の確認や放火対策、周囲からの延焼防止方法の指導を行いました。

ほとんどの火災は、わたしたちが注意することで防げます。
いつもと違った音や臭い等のちょっとした違和感を感じた場合は、周囲を見渡し安全かを確認することで火災を未然に防ぐことができます。
今回、緊急立入検査の対象とならなかった事業所の皆様や、住民の皆様におかれましても、今一度火災予防の徹底をお願いします。